「おいしい」は、どこから生まれる?|Buddy's Diary 2026秋号

BuddyNuts Column

「おつまみ」という時間から、つくりました。BuddyNuts OTSUMAMI Mix 開発について

朝夕の風に、秋の気配を感じるようになりました。前号でお伝えしていた新商品が完成し、9月15日、「BuddyNuts OTSUMAMI Mix」を発売しました。

名前の通り、おつまみの時間に合うナッツです。ただ、私はお酒をほとんど飲みません。月に数回ビールを飲むことはありますが、普段は炭酸水やコーヒー、お茶を飲むことの方が多いです。

一日の終わり、という時間

仕事を終えた夜、炭酸水やコーヒーを飲みながら、少ししょっぱいものをつまむ。私にとっては、仕事から気持ちを切り替え、ほっとひと息つく時間です。お酒を飲む、飲まないにかかわらず、好きな飲み物と何かをつまみながら、一日の終わりを楽しむ。そんな時間に寄り添うBuddyNutsをつくれないだろうか。それが、ひとつのきっかけでした。

もうひとつのきっかけは、お客様の声です。昨年12月に発売したGOHOBI Mixの感想を伺う中で、「夜、お酒と一緒に食べています」「仕事が終わった後のおやつにしています」という声をいくつもいただきました。私自身が大切にしている一日の終わりの時間を、お客様もそれぞれの楽しみ方で過ごされている。そのことが、OTSUMAMI Mixをつくりたいという思いを後押ししてくれました。

引くのではなく、足す

まず決めたのは、GOHOBI Mixで好評だった塩味そら豆を、あえて使わないことでした。同じ正解を繰り返すのではなく、新しい驚きを届けたかったからです。

味の軸に選んだのは、ピリッと辛いペッパーアーモンド。そこへ、カリッとしょっぱいジャイアントコーンを合わせました。ただ、辛味と塩味だけでは、食べ続けるには少し強い。かといって辛さや塩味をなくせば、おつまみらしさが失われます。

そこで選んだのは、弱くするのではなく、足すことでした。コクのあるピーカンナッツと、まろやかな甘さのバナナチップス。「おつまみにバナナ?」と意外に思われるかもしれませんが、この組み合わせが全体をまとめてくれました。スパイシー、しょっぱい、ほんのり甘い。ひと口ごとに味も食感も変わり、スパイシーな余韻が次のひと口を呼びます。

「おつまみなのに、カラダ想い。」

今回も、管理栄養士・医学博士の広瀬と半年間、毎週ディスカッションを重ね、味わいと栄養の両面から考えてきました。1袋50gあたり、ビタミンEを3.3mg(栄養素等表示基準値(2025)の約51%)、食物繊維を3.6g含んでいます。おいしいから自然と手が伸びて、そのうえでカラダのことにも気を配れる。「おつまみなのに、カラダ想い。」これが、OTSUMAMI Mixで大切にした考え方です。

BuddyNutsに、2つのLineができました

あわせて、商品を2つのLineに整理しました。これまでの4種類は、栄養から選ぶ「WELLNESS Line」。GOHOBI MixとOTSUMAMI Mixは、味わいから選ぶ「DELICIOUS Line」です。商品そのものを変えるのではなく、選び方をわかりやすくするための整理です。選ぶ入口は違いますが、どちらもおいしさとカラダ想いを両立するBuddyNutsです。

今夜、一日の終わりに。お気に入りの飲み物と一緒に、OTSUMAMI Mixを楽しんでいただけたら嬉しいです。

BuddyNuts代表
亀岡 利寛

Wellness Column

「おいしい」は、どこから生まれる? 塩味・アブラ・ペッパーから考える「おいしい」の仕組み

こんにちは。BuddyNuts管理栄養士の広瀬です。「今日は甘いものが食べたい」「なんだか、しょっぱいものが食べたい」。その時の気分によって、食べたくなる味って変わりますよね。甘味は、生まれたばかりの赤ちゃんにも好まれる、受け入れられやすい味です。では、塩味や油のコク、ペッパーのピリッとした刺激は、なぜ「おいしい」と感じるのでしょうか。

今回は、新発売のBuddyNuts OTSUMAMI Mixのおいしさのポイントでもある「塩味」「アブラ」「ペッパー」について、「おいしい」の仕組みをのぞいてみたいと思います。

塩味

塩味のもととなるナトリウムは、私たちの生命維持に欠かせない栄養素です。必要な量は多くありませんが、私たちの体には、食べ物に含まれるナトリウムを「塩味」として感じる仕組みがあります。こうした体の仕組みも、私たちが適度な塩味をおいしいと感じる理由の一つなのかもしれません。

さらに、塩は他の味の感じ方にも影響します。味はそれぞれ独立して感じているわけではなく、ある味が別の味を強く感じさせたり、反対に弱く感じさせたりする「味覚の相互作用」があります。たとえば、甘味と苦味が混ざったものにナトリウム塩を加えた実験では、苦味が抑えられることで、甘味がより際立って感じられました。つまり塩は、塩味そのものだけでなく、他の味との組み合わせによっても、食べ物の「おいしさ」に関わっているのです。

アブラ

揚げ物のサクッとした食感や、ナッツを噛んだときのコク。アブラを含む食べ物には、独特のおいしさがありますよね。食品に含まれる「脂質」や調理に使う「油」。ここではまとめて「アブラ」と呼びます。アブラは、食べ物の味だけでなく、香りや食感にも影響します。口当たりをなめらかにしたり、揚げることでサクサクとした食感を生み出したりします。また、アブラに溶けやすい香りの成分もあるため、香りの感じ方にも関わっています。

さらに私たちは、食べたときの味や香りと、食べた後に得られる栄養を結びつけて、その食べ物を好むようになることもあります。アブラを含む食べ物のおいしさには、味だけでなく、香りや食感、これまでの食経験など、さまざまなものが関わっているのです。

ペッパー

ペッパーを食べたときに感じる、ピリッとした辛味。実は、辛味は甘味や塩味のような「味」ではありません。たとえば、コショウの辛味は、口の中にある痛みや熱さなどを感じる神経を刺激します。つまり、私たちが感じる「辛さ」は、味というよりも「痛み」に近い刺激なのです。

それでも私たちは、ピリッとした辛味を「おいしい」と感じることがあります。こうした辛味のおいしさには、その刺激を楽しむ経験や、食べ慣れることなどが関係していると考えられています。「おいしい」は、甘い、しょっぱいといった味だけでなく、ピリッとした刺激からも生まれているのです。

塩味、アブラ、ペッパー。

私たちが食べ物を「おいしい」と感じる背景には、味だけでなく、香りや食感、刺激、これまでの食経験など、さまざまなものが関わっています。次にお気に入りのおつまみを食べるとき、「このおいしさは、どこからきているんだろう?」と少し考えてみるのも面白いかもしれません。

BuddyNuts商品開発
管理栄養士・医学博士
広瀬 歩美


Buddy's Diaryは、先行して紙媒体でも発行しております!
当ECサイトでBuddyNutsをご購入いただいた方へ同封させていただいておりますので、ぜひお手に取ってお読みください。

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