その一口、体か心の栄養になっていますか?|vol.11 2024年12月号

BuddyNuts Column

あっという間に師走を迎え、何かと慌ただしい時期となりました。
BuddyNutsも11月にリニューアルを終え、お客様から大変ご好評いただいております。

さて、私は先月11月に1週間ほどインドのデリー・アグラ・バラナシ・ムンバイに行ってきました。
今年の初めから数人の方に、「今のうちにインドを見ておいた方が良い」と言われ、何かのご縁だと思い、行ってきました。

インドの人口は2023年4月に14億2860万人となり、中国を超えて1位となりました。また、年率GDP成長率は5〜7%で、人口増加、中間所得層の拡大、「Make in India」などの政府の政策により、更なる発展が見込まれています。宗教は世界で最も多様な国の一つで、ヒンドゥー教が80%・10億人、イスラム教が14%・2億人、キリスト教が2.3%・3000万人、仏教が0.7%・800万人が共存しています。

現地では、インドに住んでいる日本人にインドの事情をヒアリングさせていただいたり、タージマハルやガンジス川に行ったり、マーケットを見たり、カレーを食べたり、街を散策したりしました。
色々と感じることがありましたが、特に印象深かったことが二点あります。

一つ目は食事が美味しいこと。
朝は現地の方に混ざって屋台でチャイを飲み、ひよこ豆のカレーに全粒粉の揚げパン(プーリー)を食べました。1日観光したあと、夜は観光客向けのレストランで食事をしました。基本的には全てカレー味なのは予想通りでしたが、どのカレーもパン類(チャパティ・ローティ・ナン・プーリー)もチキンも、日本で食べるインド料理屋の食事よりも美味しく、大変驚きました。多少お腹を下しましたが、それも想定通りでした(笑)。

二つ目は文化的に懐が深いこと。
元々インドにいたドラヴィダ人、コーカサス地方からのインドに入ってきたアーリア人、イスラーム勢力によりつくられたムガール帝国、その後、イギリスによる支配と、インドは歴史的に様々な影響を受けた背景もあり、とても寛容な空気感を感じました。これは、文化的になんでもアリな日本とも結構似ている気がして、今後、経済的にもより強固なつながりになるのではと感じました。

飛行機で約10時間程度と日本から遠く、大気汚染が深刻なのが少し難点ですが、とても奥深い国でまた行きたいと思わされます。旅行には少しハードだと思いますが、ご興味ある方にはぜひオススメしたい国です!

BuddyNuts 代表 亀岡 利寛

 

TOPICS

  • 11月15日より、新パッケージにリニューアル変更いたしました。この度のリニューアルは、BuddyNutsを知らないお客様でも、一目みて「どんな商品か」をご理解いただくことを目的としています。個包装の中身のナッツ等の画像や商品特徴をパッケージに追加し、より手に取っていただきやすいパッケージとなりました。
  • 11月6日より、+SPBS渋谷スクランブルスクエア店様にてBuddyNutsの販売が始まりました。

 

Wellness Column

その一口、「体の栄養」か「心の栄養」になっていますか?

こんにちは、BuddyNuts管理栄養士の広瀬です。早いもので、2024年も今月で終わりますね!


これからの時期はイベントや会食の機会が増え、楽しいことが多くなる反面、食べ過ぎが気になるという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、「食べ物を選ぶ際の心構え」についてお話ししたいと思います。

私はいつも栄養相談にて、相談者の方がその食べ物を「ぜひ食べたいから食べる」と「なんとなく、空腹を感じたから食べる」を判断できるようになるお手伝いを心がけています。

たとえば、夕食後しばらく経つとなんとなく小腹が空いてくること、ありますよね。
そんな時、「今日は金曜日だから、1週間お疲れ様の意味を込めて用意したビールとスイーツを食べよう」などと、その食べ物を食べることが幸せを感じられる出来事になるのであれば、「ぜひ楽しんでください!」とお伝えしています。体の栄養にはならなくても、心の栄養となり、翌週への活力になるからです。だからこそ、そんな時は罪悪感を持たず、しっかりと楽しむことが大切です。
(このご褒美デーの回数が多すぎる......というのはまた別の話なので、今回は割愛します!)

反対に、なんとなく小腹がすいたときに、「棚をあさって、置いてあったお菓子を食べる」のが習慣になっている場合には、ぜひ、一度立ち止まっていただきたいです。この場面では、体の栄養だけでなく心の栄養にもなっていないからです。きっと、次の日には何を食べたかはおろか、食べた事実さえ忘れてしまうでしょう。それでエネルギーをとったり、「また食べちゃった」と罪悪感を抱いたりすることは、とてももったいないです。

ご褒美デーにするほど食べたいものがあるわけではなく、でも「小腹がすいた」ときには、次の順で考えてみてください。

 

  1. 他の行動(夜なら寝る、入浴、趣味など)で気を紛らわせられないかを考える。
  2. スープなど、カロリーが低くお腹にそれなりにたまるものを食べる。(インスタント味噌汁ももちろんOK。乾燥野菜を加えてカサ増しするのがおすすめ!)
  3. チーズやナッツなど糖質が少ないもの、サキイカなどかみごたえのあるものを選ぶ。
  4. 甘いものやスナック菓子が食べたい場合は少量をお皿に出し、2,3と一緒に食べる。


「なんとなく」で適当に手に取ったものを食べるのではなく、「ぜひ食べたい(心が喜ぶ)もの」「食べたいものがなければ、体が喜ぶもの」など、理由をもって食べる習慣を、ぜひ意識してみてくださいね。

年末年始のイベントにも、同じ考え方を当てはめることができます。行きたかったお店や食べたかったモノなど、食事自体にワクワクする時は好きなものを食べ、そうでない場合は控えめにしてみるのもいいですね。


年末年始は確かに体重が増えやすい時期ではありますが、「今年は増やさないぞ」というの決意と、ちょっとの工夫で乗り越えられるかもしれません!

  • せっかくの機会だから、思う存分飲み食いしたい→会食の前後の食事で、控えめにする日を作り、調整する。
  • 飲み物を我慢するのはちょっと難しい→揚げ物や主食系のものを控えめにする。一度、こんな体型だといいな、と思う人と同じペースで食べてみるのもおすすめ。
  • 食べ物より飲み物で調整したい→ビールやジュースも、1杯減らすだけでマイナス200kcalほどに!


多くの年末年始イベントの主目的は、人と人との交流のはず。食べるエネルギーを話をするエネルギーに回して、楽しみつつ体重管理をしてみてはいかがでしょうか。

BuddyNuts商品開発 管理栄養士・医学博士
広瀬 歩美


Buddy's Diaryは、先行して紙媒体でも発行しております!
当ECサイトでBuddyNutsをご購入いただいた方へ同封させていただいておりますので、ぜひお手に取ってお読みください。

 

 
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