腸活、していますか?|vol.13 2025年2月号

BuddyNuts Column

私は学生の頃、10年間ほどラグビーをやっていたのですが、毎年冬になると、私にとってはラグビー観戦のシーズンとなります。今でも週末のたびに、リーグワン、大学ラグビーなどをJスポーツでチェックしています。

ラグビーは体力、気力だけでなく、戦術やチームワークなどが求められるスポーツですが、強いチームには共通点があり、それは私たちの日常生活でも生かせる考え方だと感じています。今月は「型の重要性」について、シェアいたします。

 

どんな状況でも自分たちの力を発揮する強さ

私が考える強いチームとは、「相手の力や外的な要因によって左右されないチーム」です。

勝負事には予測不能な要素がつきものです。対戦相手の力だけでなく、その日のコンディションや戦術、さらには、天候や運なども結果に影響を及ぼします。しかし、真に強いチームは、どんな状況でも自分たちの力を淡々と発揮します。例えば、強いチームには「点を取る型」があります。力が拮抗したチームが相手でも、「ここぞ」という取り切るべき場面で確実に点を取ることができるのです。それは、基本的なスキルがしっかりしているからこそ可能になります。

また、「調子の波が少ないこと」も強さの秘訣です。調子が悪い日でも、大崩れせずに安定したパフォーマンスを維持できるのは、日頃の準備と基本の積み重ねで培われた強さです。

気分のムラが少ないことも特徴です。うまく行っているときこそ、ミスにより相手に点を不意に取られたり、思わぬところで足をすくわれることがあります。慢心せず、畳み掛けて力を発揮するのが、強いチームと弱いチームの差だと感じます。

「策士、策に溺れる」という言葉がありますが、派手な戦術よりも、地道な基本の徹底が勝利を引き寄せる鍵になるのを、何度も目の当たりにしてきました。そして私は、日常生活の中でも同じことが言えると感じています。


日常生活に活かせるラグビーの教訓

私たちの毎日の生活も、調子が良い日ばかりではありません。体調が優れない日もあれば、仕事で予想外のトラブルが起きたり、時にはやる気が湧かない日もあります。それでも、強いチームのように「どんな状況でも着実に、自分の力を発揮する」ことを心がけたいものです。
そのために大切なのは、日々の生活で「自分なりの型」を持つことだと思います。例えば、朝のルーティンや食事のリズム、運動習慣など、小さな基本をしっかりと積み重ねていくことが、安定したパフォーマンスにつながります。
私たちが皆さまにお届けしているBuddyNutsも、そんな日々の基本的な習慣を支える存在でありたいと考えています。忙しい朝や、ちょっと小腹が空いたときに、手軽に栄養を摂れる安心感。それが、皆さまの「型」の一部になれば嬉しいです。

ラグビーを通じて学んだたくさんのことは、私自身の日々の生活や仕事においても血肉となっています。私自身も小さな基本を大切にし、自分なりの「型」に磨きをかけていくことと共に、皆さまの健康的で楽しい生活のお手伝いができるよう、努力したいと思います。

BuddyNuts 代表 亀岡 利寛


TOPICS

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Wellness Column

腸活、していますか?

こんにちは、BuddyNuts管理栄養士の広瀬です。最近巷では、腸のケアに関連した商品が増えてきています。いわゆる「腸活」です。みなさまは、お腹の調子はいかがですか?

腸は、食べ物の消化・吸収・代謝・排泄に関わる、大切な臓器です。

それだけでなく、腸内にはおよそ1,000種類・40〜100兆個もの腸内細菌が存在し、群集(フローラ)を形成しています。

最近の研究では、私たちの心や体の健康と密接に関係していることがわかっています。生活習慣病や腸に関連する疾患はもちろんのこと、腸脳相関といい、脳の働きと腸の働きは相互に影響するのだそう。

腸内環境は無菌状態から始まり、母親や家族からの伝播、食事や環境によりすこしずつ腸内細菌が住みつき、およそ3歳で決まります。腸内環境に関しては、たくさんの種類の菌がいる(多様性が高い)ことや、腸内で短鎖脂肪酸(腸内細菌の働きによって作られる体に良い働きをする物質)を作り出す菌が多いといいなどと言われています。ただ、「これがベスト」と決まった状態はなく、お腹の調子がよく健康、という状態が「その人にとってのベスト」だと考えるのが良いというのが現在の主流の考え方です。

さて、腸内環境を整えるにあたって、遺伝や加齢など変えられない要因もありますが、食事や生活習慣のように変えられる要因もあります。食事のポイントは、「良い菌をとる(プロバイオティクス)」と「良い菌を育てる(プレバイオティクス)」です。


プロバイオティクス:体にとって有用な働きをする生きた菌を摂取することをプロバイオティクスといいます。ヨーグルトには乳酸菌やビフィズス菌など、納豆には納豆菌、ぬか漬けには植物性乳酸菌などのように、発酵食品を日々の食卓に取り入れましょう。

残念ながらプロバイオティクスとして腸に取り込んだ菌は、そのまま腸内に定着することはあまりありません。もともと腸内に住み着いている菌が住民だとしたら、プロバイオティクスは旅人です。それでも腸にとっては好ましいことなので、継続して食べるようにしましょう。ヨーグルトひとつとっても、さまざまな菌の銘柄があります。いろいろな種類を食べてみることで、腸にたくさんの種類の菌を届けることができますよ。

プレバイオティクス:腸内細菌は、腸が消化・吸収しなかった食物繊維やオリゴ糖などをエサとします。この、腸内細菌のエサになる素材のことをプレバイオティクスといいます。プレバイオティクスとしては、精製されていない穀類・野菜・果物・イモ・ナッツ・きのこ・海藻などを積極的に食べましょう。ナッツは食物繊維をよく含むので、BuddyNutsもプレバイオティクスと言えます。ちょっと食物繊維が足りないな、というときは「SoyProtein」「Fiber」がおすすめです。

また、ご飯を炊くときに麦や雑穀を加える、乾燥野菜や冷凍野菜を活用する、料理に使う砂糖の一部をオリゴ糖に代えるなどの工夫も有効です。ハイカカオは、最近やせ菌として注目されているブラウティアという腸内細菌のエサになるので、おやつにチョコレートを食べる時は、カカオ分が高いものをとるのもいいでしょう。

プロバイオティクス、プレバイオティクスの食材をいろいろと食べることは、菌を増やしたり育てたりするだけでなく、さまざまな種類の栄養素もとることにもなります。まさに一石二鳥ですね。BuddyNutsを召し上がりながら、ぜひあなたのお腹に住む小さな住民たちが喜んでいる姿を想像してみてくださいね!

BuddyNuts商品開発 管理栄養士・医学博士
広瀬 歩美


Buddy's Diaryは、先行して紙媒体でも発行しております!
当ECサイトでBuddyNutsをご購入いただいた方へ同封させていただいておりますので、ぜひお手に取ってお読みください。

 

 
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